川崎病のアスピリンでインフルエンザの時とは?

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ここでは、「川崎病のアスピリンでインフルエンザの時」についてお話します。

 

川崎病が発病してしまうと、血管の炎症を抑える
ための投薬治療が始まります。

 

症状が軽度でない場合は、入院での治療となります。

 

ガンマグロブリン療法やアスピリン療法が一般的に
川崎病で使われる事になります。

 

薬にはどうしても副作用という物が
つきものとなってしまいます。

 

まずは入院中に、医師からの説明をしっかり受けた上で
副作用についても理解しておく必要がありますね。

 

アスピリンとインフルエンザ

 

アスピリン療法は退院後も1日1回、
医師から処方された量を服用する事になります。

 

川崎病に罹ると、血管の炎症により
血管壁に傷みが生じやすいとされ、

 

血栓などが引き起こらないように
注意しなければなりません。

 

そのためにアスピリンを服用して血栓を予防し、
特に合併症などが見られない場合でも
2〜3か月ほどの間は服用を続けます。

 

ただ、アスピリンを服用中の人が、
インフルエンザに感染してしまった場合は、
一度アスピリンの服用は止める事になります。

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なぜならアスピリンを服用中であると、
インフルエンザ脳症やライ症候群といった

 

肝不全を起こす病気を
引き起こす可能性があるためです。

 

同居の家族がインフルエンザに罹った場合にも、
アスピリンは念のため休止する事になります。

 

アスピリンを飲まないという事で、
血栓予防への不安は残ると言えますが、

 

アスピリンの効用は5日〜7日は
持続されるので、その間は心配は要りませんね。

 

また別の薬に切り替えるという方法もとれますから、
不安な場合は病院で相談されると良いでしょう。

 

川崎病で用いられるアスピリンについて

 

日本でのアスピリンは、高用量で
体重1kg当たり約30〜50mgが
1日の量とされています。

 

グロブリンは点滴で投与されるのに対し、
アスピリンは飲み薬として服用します。

 

まず急性期に高用量の
アスピリンを服用し炎症や血栓予防に対抗します。

 

その後解熱や症状など医師の判断によって
1日量を3〜5mgまで減らし、
2〜3か月程度服用を続けます。

 

心臓への合併症などが見られなければ、
アスピリンの服用も終了になります。

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