川崎病でcrp数値とは一体何を意味するの?

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ここでは、「川崎病でcrp数値とは一体何を意味するのか」についてお話します。

 

川崎病は疑いがある時点から
血液による検査が行われます。

 

血液中の健康を示す数値から病気を読み取って
いく事になります。

 

血液検査には検査項目が多くあり、なかなか理解は
素人では難しいですよね。

 

健康診断であっても、コレステロールや
血糖値辺りを気にする程度で、

 

アルファベットで記載されている項目は
正直調べなければわからないのが実際ではないでしょうか。

 

子供が川崎病にかかり、
投薬治療が始まると、

 

投薬が1回終わる度に、
血液検査で薬の反応を確認する事も多くみられます。

 

どのような項目に注意して結果を見るべきか、
まとめていきましょう。

 

crp数値を確認する

 

川崎病の血液検査では炎症の反応を確認できる、
crp数値に注目しておきましょう。

 

crp数値とは、血液中の

 

「C反応性たんぱく」

 

という成分の含有量を測定しているものです。

 

C反応性たんぱくは、
体内で炎症や細胞の破壊が起こると急激に
増える成分になります。

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血管の炎症で起こる川崎病には、
早期発見のために重要な判断材料になると言えます。

 

また治療過程でもcrp数値の変化を確認していく事で、
炎症の度合いが見えてくると言えます。

 

C反応性たんぱくは炎症発生から
24時間以内に急増していきます。

 

そして2〜3日でピークに達し、
その後は減少していきます。

 

医師はcrp数値や他のデータと併せ見ながら、
投与する薬の量や速度なども判断していきます。

 

crp数値の正常値

 

体内で炎症が起きている場合の数値は
0.4mg以上から軽度の炎症と判断されます。

 

1.0〜2.0mgで中度の炎症となり、
2.0〜15.0mgで中程度以上の炎症、
重度では15.0〜20.0mgといった基準があります。

 

0.3以下が一般基準値となり、
健康な状態であれば、0という数値も見られます。

 

様々な症状や検査結果も考慮されますが、
crp数値は5.0以上であれば、

 

どのような病気でも入院を勧められることが、
考えられます。

 

まずは最初に血液検査で出たcrp数値から、
治療途中で、どのように変化がみられ、
数値が減っていくかを確認する事になるでしょう。

 

疑問に感じる事があれば、
遠慮せずに医師に確認してみましょう。

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