川崎病の感染経路は分かるの?
ここでは、「川崎病の感染経路は分かるのか」についてお話します。
まだ小さな子供が発症してしまう川崎病ですが、
たまたま一緒に遊んでいた友達の子供が、
川崎病で入院したと聞かされたら、
川崎病の名前程度の知識しかない場合は、
我が子への感染も気になってしまいますね。
インフルエンザや水疱瘡など、
子供同士が接近して遊んだり、
長時間一緒に過ごす内に
感染してしまう病気はあります。
幼稚園や保育園で過ごす子供の場合、
感染経路としては多くの予測が出来ると言えます。
まして難病と言われる川崎病が、
感染などするものであれば大事となります。
まずは川崎病が感染するのか、
まとめていきましょう。
川崎病の感染について
川崎病は難病に指定もされている、
重症となると大変危険な病気です。
大人での発症例も稀にありますが、
そのほとんどは幼児期の子供が
発症しますので、
見守る保護者も大変な苦労となりますね。
結論から言いますと、
「川崎病は感染しません」
発病の原因は残念ながら、未だに解明はされていませんが、
1967年にこの病気が発見されてから、感染したという
症例は報告されていません。
大人数が集まる大部屋でも
川崎病患者の治療は行われています。
遺伝的な要因や環境的な要因などの
可能性も研究されている最中です。
兄弟同士で発病してしまうケースは認められていますが、
それも1%程度とされています。
川崎病の予防策とは
川崎病は原因が不明なだけに、
根本的な治療についても
不安に感じてしまいますよね。
病気の発見当初は大変恐れられていた
病気ではありますが、発見から50年以上の年数が経ち、
現代日々進化をしている
医学界の中でも確実に
研究は進んでいると言えます。
その結果検査法や治療法においても、
格段の進歩をしています。
川崎病にかかった子供も適切な入院治療により、
重症化する事なく、数か月後には
運動まで出来る程に回復を見せている
症例もたくさんあります。
ただ残念ながら処置が遅れてしまったり、
心臓への後遺症が残ってしまうケースもあります。
出来れば川崎病自体を予防したいと考えて当然ですね。
未解明の病気ではありますが、
何らかの原因による発症を防ぐ手段としては、
日頃から健康を維持する事が重要と言えます。
手洗いやうがいを行い、
ウイルスからの感染経路を防ぐことで、
備えに繋がりますし、
生活習慣についても見直しても良いですね。