川崎病の後遺症で不妊になるの?

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ここでは、「川崎病の後遺症で不妊になるのか」についてお話します。

 

川崎病は、4歳以下に多い原因不明の病気です。

 

全身の血管が炎症を起こし、
様々な特徴的な症状が現われます。

 

この川崎病の怖いところは、
その症状だけでなく後に重大な後遺症を
残す可能性があるところにあります。

 

特に女性の場合は、後遺症で不妊の可能性は
あるのか気になるところではないでしょうか?

 

そこで今回は、川崎病の後遺症と不妊について紹介します。

 

川崎病の後遺症1.冠動脈瘤

 

川崎病の後遺症として最も危険なものが、冠動脈瘤です。

 

これは、川崎病患者の
10%程度に現われる後遺症です。

 

症状としては、心臓の筋肉を動かす働きを持つ
「冠動脈」という血管に瘤ができたり、
血管が拡張したりして、血流が悪くなってしまいます。

 

血流が悪くなることで、心臓の働きが
低下してしまう狭心症や、瘤で血管をふさいでしまう
心筋梗塞になってしまうのです。

 

この冠動脈瘤は、自覚症状がほとんど無いため、
気づかずに放っておく人も多いものです。

 

しかし、狭心症や心筋梗塞になる
恐れがあるので注意が必要です。

 

心筋梗塞になってしまうと、
最悪の場合命の危険が及ぶ場合があります。

 

また、心筋梗塞になると
突然亡くなる場合も出てきます。

 

冠動脈瘤の多くは、一過性で
自然に治ることが多いですが、

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瘤によって血栓ができてしまうと
命を落とす場合もあります。

 

もし川崎病でこの後遺症が分かったのなら、
病院で治療、場合によっては
手術をして治すようにしましょう。

 

川崎病の後遺症2.不整脈

 

川崎病の後遺症で考えられるものに、不整脈もあります。

 

冠動脈瘤からの合併症なので、
確率はごくわずかとなります。

 

不整脈とは、本来心臓に血液を送る
ポンプのリズムが一定なのに対し、
拍動のリズムが不規則になってしまう病気です。

 

この不整脈を放置してしまうと、
心筋梗塞など様々な病気の引き金となります。

 

放置せずに、しっかり治療をすることが大切なのです。

 

川崎病の後遺症と不妊

 

川崎病の後遺症は、直接的に
不妊に影響することはありません。

 

しかし、川崎病の治療で使用する「アスピリン」は、
妊娠後期になると服用を中止する必要があるのです。

 

妊娠中期までは低容量であれば服用は可能です。

 

それぞれの症状や体調は異なるので、
主治医にきちんと相談をするようにしましょう。

 

このように、川崎病の後遺症としては
不妊は深い関係は、ないようです。

 

しかし、薬を服用している場合は、
きちんと医師に相談しましょうね。

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