川崎病は血液検査の数値がいくつになるの?

スポンサーリンク

ここでは、「川崎病は血液検査の数値がいくつになるのか」についてお話します。

 

川崎病は早期の発見が大事と言われており、
早めの対処が予後にも影響すると言われています。

 

川崎病を疑うような症状と言っても、
素人ではなかなかそこまでの知識を持ち合わせている
というのは珍しいのかもしれません。

 

身内や知り合いで川崎病を
経験している場合は別として、
まずは高熱から風邪などを疑ってしまいますね。

 

なかなか引かない熱で、病院へ行き、
医師の診断を受ける事になります。

 

川崎病の検査について

 

川崎病ではどのような検査が行われるのでしょうか。

 

まずは、血液検査が行われます。

 

血液検査では川崎病特有
と言った数値は存在しないため、

 

白血球の増加や貧血など
炎症に関係した数値の確認を行います。

 

川崎病であれば、血小板の
数値に特徴のある変化が見られるため、
何度も血液検査が行われる事になります。

 

血液検査以外では、心エコー検査、心電図検査、胸部レントゲン
心カテーテル検査などがあり、

 

これらは冠動脈瘤や不整脈などを
確認するために行われます。

 

症状や状態によっては、CTや
MRIといった検査も行われることになります。

 

治療と血液検査は同時進行

 

川崎病の診断が出ると、
まずは入院治療となる事が大半です。

 

入院後は点滴と服薬による治療が
開始されることになります。

 

ガンマグロブリン療法と
アスピリン療法が併用で進められますが、

スポンサーリンク

点滴治療になるガンマグロブリン療法の後は、
血液検査が行われ、その数値を
医師が確認する事になります。

 

具体的に数値を言いますと、

 

「CRP」

 

と呼ばれる炎症の程度を表す値が、
一般人ですと0.3以下ですので、
それに近づくまで、何度でも血液検査をします。

 

発熱や発疹などに耐える中、採血も小さな子供に
とってはつらい事になりますね。

 

出来るだけ短期間で治療が進むことが良いのですが、
川崎病の場合は、合併症なども心配となります。

 

川崎病の合併症

 

川崎病自体は実はそれほど
深刻になる病気では無いと言えます。

 

ただ症状が悪化してしまったり、合併症を引き起こして
しまう事で重症化し、危険な病気となってしまうのです。

 

合併症で最も心配去れるのが冠動脈瘤による、心筋梗塞です。

 

川崎病から心筋梗塞になってしまう子供の数は、
およそ1%と言われていますが、
油断はしないで治療を行う事が大切と言えます。

 

肝機能障害やモヤモヤ病、
関節炎などといった合併症も考えられます。

 

医師の指示に従って、
適切な治療と定期健診を受けましょう。

 

少しでも不安な症状が見られれば、
すぐに医師に相談すれば安心できますね。

スポンサーリンク