川崎病で大人の症状はどうなるの?

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ここでは、「川崎病で大人の症状はどうなるのか」についてお話します。

 

川崎病は子供が罹る病気とされていますが、
実は再発ではなく、20歳を過ぎた成人でも
発症してしまう事も考えられます。

 

極稀な例として扱われますが、
発病の原因も解明されていない病気なだけに、
患者もその家族にとっても、不安は募ります。

 

大人になって発症する
川崎病について考えていきましょう。

 

大人になって発病する川崎病とは

 

発症時の症状は子供がかかる場合と同じで、
高熱や発疹、特徴的と言われる唇の腫れや

 

舌に出来るイチゴ状のブツブツ、
目の充血なども見られます。

 

血管の炎症が起きる病気ですから、
リンパの腫れも認められる場合があります。

 

大人が発病する際は、
やはり子供とは違い十分な体力が

 

備わっているためか、
症状は軽く済むと言われています。

 

発症例自体が少ないというのも、
もしかしたら発症の報告がされないというだけで、

 

軽い症状のみで治癒に向かった
ケースもあるのではないかという声も聞かれます。

 

それでも未だ未解明とされる病気ですから、
予後の不安とならないように、

 

しっかりとした治療と定期的な
検査はしておくべきと言えます。

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年齢を重ねた後に、
心臓などの病気を患うリスクなども

 

データーがまだありませんので、
自分で意識的に注意をしていく事が大切と言えます。

 

合併症と後遺症

 

川崎病は全身の血管に炎症が起きる病気です。

 

そのため様々な合併症が予測されます。

 

肝機能の障害や、脳への血液不足が原因の
モヤモヤ病、関節炎

 

などが引き起こる可能性があり、
最も怖いのは心筋梗塞と言えます。

 

また治療後に後遺症が現れる事も
3〜10%の割合で発生します。

 

治療の途中で症状が改善されたからと
自己判断で治療を止めてしまったり、

 

定期的な診察や検査を受けずに過ごして
しまうことで、後遺症が
忘れた頃に現れるかもしれません。

 

子供の頃に川崎病を経験されている場合は、
数十年後に後遺症が
現れるかもしれないという事になります。

 

この10%という数値は相当に多いと言えます。

 

後遺症としては冠動脈瘤や狭心症などの心臓の病気や、
難聴や頭痛などになるケースも見られます。

 

少しでも体に異変を感じた場合は病院へ受診して、
適切な治療を進めていきましょう。

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