川崎病の退院指導とは?

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ここでは、「川崎病の退院指導」についてお話します。

 

風邪のような症状が見られると思ったら、
高熱が続き、身体に発疹が現れ、
慌てて病院の診察を受けたら、

 

「川崎病」

 

という診断が出ることがあります。

 

川崎病と一言聞いても、
すぐにどのような病気であるか、
理解できる人は少ないのではないでしょうか。

 

病気への理解、難病である
という事実を受け入れながらの
看病が始まります。

 

川崎病の診断が下りれば、
すぐにでも入院をして、
専門的な治療が開始されます。

 

川崎病の治療とは

 

入院治療の目的は主に2つあると言えます。

 

まずは急性期の炎症を早期に抑えることです。

 

何らかの原因で血管に炎症を起こしていますので、
その部分を薬で抑えていきます。

 

もうひとつは冠動脈に
こぶを残さないようにする事です。

 

心臓に血液を送る血管にこぶが出来てしまうと、
心臓の病へと発展してしまいますので、

 

ここは後遺症として残さないためにも、
早期の治療を取る必要があります。

 

川崎病は症状から6つの特徴があり、
その中の5つが当てはまれば
川崎病と診断される事になります。

 

4つもしくは3つに該当する場合では、
不全型の川崎病として
病に対処をしていく事になります。

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また症状の数が重要視されているのではなく、
症状の特徴を正確に捉えて医師が判断しますので、

 

少しでも症状が見られるようであれば、
今後の治療においても
早めに受診をする事が大切です。

 

退院後の指導について

 

心臓への後遺症が残らず、
無事に退院が出来たとしても、
通院はしばらく続く事になります。

 

2か月から3か月程度は
処方された薬を飲み続け、

 

2週間から3週間程度に1度、
診察を受けることになります。

 

医師の判断により、
定期健診も続くことになりますが、

 

後遺症のない子供の場合は、
運動制限なども退院後の
指導ではなされません。

 

血管内を傷めている可能性がありますから、
指導としては生活習慣についての注意をされます。

 

塩分を控えたバランスの良い食事に、
適度な運動などといった、
健康面に配慮する事が大切と言えますね。

 

冠動脈瘤を合併してしまった場合は、
狭心症や心筋梗塞などを
発症してしまう可能性があります。

 

日常生活でも運動に制限が
される事になりますが、

 

運動以外でも趣味をみつけ、
ストレスを発散させられる事は出来ますね。

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