川崎病で熱が下がる時とは?

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ここでは、「川崎病で熱が下がる時」についてお話します。

 

川崎病の主要症状として、
5日以上の高熱が続くという特徴があります。

 

大体どのくらいの日数が経てば
熱が下がるのでしょうか。

 

また、熱が下がる時に
どんな症状が見られるのでしょうか。

 

ここでは、川崎病における
熱の下がる状況について説明します。

 

川崎病と発熱

 

急性期において、最初に38〜40℃の高熱が
突然起こり、大抵5日以上続きます。

 

(早期治療によって5日以内で解熱する場合もあります。)

 

川崎病と診断され、
ガンマグロブリンやアスピリンなどの

 

治療薬を使えば、
大体24時間以内に熱は下がります。

 

ただし、川崎病患者のうち、3人に1人は
治療薬を投与してもうまく反応しません。

 

熱が上がったり下がったりしながら、
3週間発熱が続く例もあります。

 

川崎病は、全身の血管に
強い炎症を起こす難病です。

 

治療薬の投与によって熱が下がり、
検査によって炎症が陰性化したことも

 

確認できたので薬を減量したら、
再び発熱したという例があります。

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川崎病の場合、一旦熱が下がったからと言って油断せず、
発熱していなくても、治療薬を
2〜3ヶ月服用し続けることになります。

 

回復期の川崎病

 

熱が下がってくると、不定形発疹や目の充血、
手足やリンパ節の腫れが消えてきます。

 

乳児がよくかかる病気で「突発性発疹」が
ありますが、この病気の場合、

 

3〜4日間40℃近い高熱が続き、
熱が下がり始めると同時に発疹が表れます。

 

発熱と発疹が特徴的な症状である点で、
2つの病気は似ていますが、

 

発熱と発疹の出る
タイミングの差で区別できます。

 

川崎病では、発熱などの初期症状が出て
3週間経ったくらいから
手足の指先から薄く皮がむけてきます。

 

まるでヘビなどが脱皮するように、
手のひらと足の裏の皮がすべて
むけてしまうこともあります。

 

川崎病の場合、熱が下がったとしても、
自己判断で治療をやめてはいけません。

 

退院後も服薬を続けるのは、
強い炎症を徹底的に抑えるのと同時に、
冠静脈瘤などの後遺症を残さないためです。

 

医師の指示に誠実に従い、
再発防止に努めましょう。

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