川崎病の症状で発疹が出る時とは?

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ここでは、「川崎病の症状で発疹が出る時」についてお話します。

 

子供の発熱は、珍しくない症状です。

 

そのため、親は

 

「また熱が出てしまった」

 

という程度の気持ちでいることも
あるのではないでしょうか。

 

しかし、高熱が長引く場合には、
「川崎病」の可能性が考えられるのです。

 

この川崎病は、6つの
特徴的な症状が現われる病気です。

 

その中のひとつに、発疹があります。

 

しかし、発疹といっても
実際どのようなものか分からないのではないでしょうか。

 

そこで今回は、川崎病の症状の
ひとつである発疹について紹介します。

 

川崎病の発疹

 

川崎病の特徴的な6つの症状のひとつに、

 

「不定形発疹」

 

という症状があります。

 

これは、形状や大きさ、できる場所が
定まらないもので、赤みを帯びた発疹です。

 

全身に現われますが、
患者によって発疹の形は異なります。

 

高熱から2〜3日経過してから出ることが多く、
特に手足に出ることが多いとされ、
出たり消えたりもします。

 

かゆみが伴うこともあり、
赤くべったりくっついた様な
形がでやすいです。

 

原因

 

川崎病は原因不明の疾患でありますが、
溶連菌(A群連鎖球菌)外毒素(SPEC)と

 

呼ばれるたんぱく質が原因ではないか、
とみられています。

 

このSPECが、発熱をはじめ
発疹や紅斑などを引き起こしているとみているのです。

 

その他の川崎病の症状

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川崎病の症状には、
6つの特徴的なものがあります。

 

・5日以上続く発熱

 

…最初に現われることの多い症状です。

 

前触れのない急な発熱で、
38度〜39度以上の高熱が続く場合は注意が必要です。

 

・両目眼球結膜の充血

 

…白めの部分が赤く充血します。

 

目やにはほとんど出ず、
欠陥1本1本の走行が見えることが特徴です。

 

・口唇の紅潮、いちご舌、口腔咽頭粘膜のびまん性発赤

 

…舌が真っ赤になり、ぷつぷつとした状態になります。

 

口の中の粘膜部分全体が真っ赤になり、
唇がわれて出血することもあります。

 

・四肢末端の変化

 

…急性期の症状が最も激しく現われる時期に、
手足がむくんで紅斑がみられることがあります。

 

皮膚がかたく、指であしてもへこまない
跡が残らないといった特徴があります。

 

・リンパ節の腫脹

 

…首のリンパ節に、痛みを伴って
腫れあがりますが、化膿しないという特徴があります。

 

ほかにも、BCGの跡が腫れる
などの特徴的な症状が見られることもあります。

 

このように、川崎病の発疹は
通常のプツプツしたものとは違って特徴的なものです。

 

また、全身に広がっていき、形もさまざまです。

 

この時期の子供には、
川崎病のほかにも突発性発疹などの
熱を伴う発疹の病気があります。

 

もし心配であれば、一度病院を受診して
医師に診てもらうことをおススメします。

 

・・・というわけで、あなたもこのカテゴリーの
記事を読んで、川崎病の「症状」関係
について、学習しましょうね!

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