川崎病でガンマグロブリンの副作用とは?

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ここでは、「川崎病でガンマグロブリンの副作用」についてお話します。

 

川崎病との診断がおり、入院する事になると、
すぐさま点滴での治療も開始される事になります。

 

小さな子供が点滴の針を繋げられた姿は、
親としては大変な現実であると言えますね。

 

川崎病は病気の急性期に早期に治療をすることで、
心臓に関わる後遺症にも影響が及びます。

 

ガンマグロブリンについて

 

まず始めはアスピリンを投与され、
熱を下げて血管炎症を抑える治療が行われます。

 

アスピリンには血栓を防ぐ効果もあると言えます。

 

そしてガンマグロブリンも
平行して投与がされる事になります。

 

アスピリン単体の服用のみで
治療を終える事も考えられますが、

 

ガンマグロブリンを併用する事で
冠動脈に関連する、

 

心臓などへの後遺症のリスクを
大幅に下げる事が出来ます。

 

ガンマグロブリンは静脈に
1〜2日ほどの時間をかけて投与がされます。

 

働きとしては、炎症を抑え、
毒素の中和をします。

 

リンパ球や血小板の働きを
抑制させて冠動脈瘤を予防する事になります。

 

ガンマグロブリンを投与する際の注意点としては、
麻疹と水痘の予防接種の

 

3か月前にこの治療を行ってしまうと、
予防接種の効果が得られない可能性が考えられます。

 

またポリオとBCG以外の
生ワクチンを接種する際に、

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ガンマグロブリン療法を
過去に行っていると、効果が薄くなると
いった可能性もみられます。

 

ガンマグロブリンの副作用について

 

ガンマグロブリン療法を行うと、
どのような副作用が
挙げられるのでしょうか。

 

治療と併せて重要なポイントとなりますね。

 

ガンマグロブリンで起こる
副作用には3つほどが考えられます。

 

心不全、アナフィラキシー、無菌性髄膜炎です。

 

心不全は血液を送り出す力が弱まり、
疲れやすく動悸が見られる場合もあります。

 

主に薬の服用や生活習慣により改善出来ると言えますが、
症状によっては手術が検討される事もあります。

 

アナフィラキシーは投与を開始後
1時間以内で見られるケースが多いものです。

 

呼吸困難や、胸が苦しくなるなどの
症状が現れる可能性があります。

 

医師の判断で投与の中止や
投与の時間を調節していく事になります。

 

無菌性髄膜炎はウイルス性の感染症です。

 

発熱や嘔吐、下痢などの症状が見られ、
脱水に対しての注意が必要となります。

 

医師による適切な処置が行われる事になります。

 

副作用も心配なものですが、
まずは川崎病の治療に向けて、

 

退院後の楽しみなどを作って、
乗り越えたいですね。

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