川崎病で膜様落屑とはいつ症状が出るの?

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ここでは、「川崎病で膜様落屑とはいつ症状が出るのか」についてお話します。

 

川崎病は診断が下りるまで、様々な病気も検討され、
症状や血液検査との比較をされながら医師が判断をします。

 

小さな子供が患者のほとんどですから、
具合が悪く、機嫌も良くない状態の
子供の診察も困難が予想されます。

 

正式に川崎病と診断がされたり、
症状が項目を満たさない場合には、
不全型の川崎病という診断が出ることもあります。

 

いずれにしても、迅速な診断により、
スムーズに治療に向かう事が重要となりますから、

 

子供の様子も親が良く観察をして、
医師に伝えるという事も
大切となっていきます。

 

川崎病の回復期の症状とは

 

川崎病の症状や急性期に関しては、
情報も多く見られる
ようになってきました。

 

それでは回復期には
どのような症状が見られるのでしょうか。

 

まず入院により投薬治療が開始されることで、
川崎病であれば、一旦様子を見る事になると言えます。

 

投薬治療の効果を血液検査の
数値を見ながら判断をし、

 

その後の治療の計画を
立てて行くことになります。

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発熱は個人差はありますが、
数日から2週間ほどで引いていきます。

 

熱が引くと共に発疹や手足の浮腫みや腫れなども、
徐々に回復をしていきます。

 

まずは血管の炎症を抑え、
熱が下がっていくのを
待つような形になります。

 

手足の皮がむける膜様落屑

 

手足に浮腫みや腫れの症状が見られた場合には、
熱が下がった回復期に、皮がめくれる症状が見られます。

 

これは

 

「膜様落屑(まくようらくせつ)」

 

と呼ばれるものです。

 

これは川崎病の血管の炎症が手足の血管にまで
影響したため、手足が腫れて反応をし、

 

回復期には皮膚が生まれ変わっていくために、
古い角質が剥がれ落ちてしまいます。

 

回復をしている事を示し、
皮膚が新しく軟らかい
ものに入れ替わります。

 

指先の爪と指の間から大きく剥けていきますので、
見た目からはちょっと気になるような症状に
見えますが、全く心配はいりません。

 

急性期に浮腫みや腫れが酷かった人ほど、
多く皮が剥けてしまう事になります。

 

また手足に症状が現れなかった場合には、
膜様落屑も見られません。

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