川崎病は指先の皮がむけるの?

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ここでは、「川崎病は指先の皮がむけるのか」についてお話します。

 

川崎病を疑うにはいくつかの特徴的な症状を
見抜く事が必要となります。

 

川崎病自体は感染症ではないとされていますが、
インフルエンザなどの流行期では、高熱が続き
風邪のような症状も見られるため、

 

正確な検査をしなければ、インフルエンザなのか、
川崎病なのか判断出来かねます。

 

しかし、川崎病であれば早めに治療を開始することで、
心臓などへの合併症も防ぐことが出来ますから、
あまり猶予は持てない事になります。

 

子供の患者が川崎病疾患者数の
ほとんどになっていますから、

 

子供の様子がおかしい時は、川崎病の可能性も
頭に入れておくと対処が
スムーズに出来るかもしれませんね。

 

川崎病は指先の皮がむける

 

川崎病の症状の中に、
発熱発疹や手足の浮腫みなどの他に
手足の指先の皮がむけるとあります。

 

目の充血やイチゴ状のブツブツが出来る
イチゴ舌と同様に
川崎病を示す特徴的な症状です。

 

ではなぜ、このような症状が起きるのでしょうか?

 

手足の皮がむけるのは、
主に熱が下がりきった後と言われています。

 

川崎病は血管の炎症による病気ですから、
血管の腫れによって手足などを
中心に浮腫みが現れる事があります。

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これは病気の急性期に見られる症状ですが、
回復が進むと次第に
浮腫みは治まっていきますが、

 

皮膚は新しい組織が出来るため、
指先からむけていくことになります。

 

腫れや浮腫みが酷かった場合は、
その分多く皮がむけることになります。

 

これを

 

「膜様落屑(まくようらくせつ)」

 

と言い、回復期に見られる症状となります。

 

川崎病のその他の症状

 

川崎病の代表的な症状は
紹介される機会も多いですが、

 

小さい子供の場合は小さな症状でも
川崎病によるものが認められています。

 

BCGの接種跡が赤くなる事も多く見られる症状です。

 

まだ言葉も話せない赤ちゃんで、機嫌が悪く発熱も
見られる場合は、BCG跡も気にして様子を見ると、
判断材料になりますね。

 

それ以外でも関節の痛みや、
下痢、腹部膨満などがみられます。

 

小さな子供は熱により嘔吐などする事も考えられます。

 

川崎病の症状は一気に出そろうのではなく、
症状の程度にも個人差がみられるため、
判断は医師でも難しい場合があります。

 

子供の異変はすぐに病院へ連れていくのが一番ですね。

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